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こびき屋辞典

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木の切り時

木には、『切り時』というものがあります。

基本的なサイクルとしては、
秋の彼岸 ~ 春の彼岸 ⇒ 切って良い
春の彼岸 ~ 秋の彼岸 ⇒ 切ってはいけない
と、されています。

これは、単純に考えて、春~秋にかけての木が養分をどんどん吸って盛んに成長している最中に切れば、害虫の好む養分を多く含んだ状態であるから、当然、腐れにも、害虫に対しても耐久性は小さくなります。また、樹皮の下の、一番外側にくる年輪の層が害虫の好む柔らかい<夏目>となることからも言えます。

では、秋から春にかけての時期といえば、木の成長が緩やかな時期であるから、まったく逆の事がいえます。年輪についても、この時期に切ったものは一番外側が硬い、<冬目>となります。

つまり、切り時とは、前項耐久性における、(2)腐れ、(3)害虫、に対する強度を大きく左右する要素なのです。

また、(大犯土、小犯土)の時も、切ってはならないとされています。