株式会社こびき屋

木の語り部通信

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空気のお話

空気のお話日に一度は戸を開けて風を通す事が大切です。

畳にダニが湧くから防虫畳?ダニが湧くのは本当に畳のせいでしょうか。私が子供の頃は、夏の土用に畳を上げて、土用干しをしていました。畳下地は、松や杉の座板。穴が空いて透き間があって鉋をかけないザラザラの座板は、空気が通い畳も傷みません。床も壁も天井も、窓はもちろん気付かない程の空気が通っていました。ところが、今は空気を止めています。高気密で高断熱・・・それが理想の省エネ住宅。それは、住宅の寿命を縮める(第十一回「諸刃の剣」参照)だけでなく、住む人にとって本当に良い環境でしょうか。寝室はどうでしょう。夫婦2人6帖間。床は合板、壁はビニール天井も。合板のドアーで仕切って空気は何程通うのでしょう。

家は真壁で露わして呼吸させることが大切なように、私達にとっても新鮮な空気が何より大切です。今年から、各部屋に換気扇の設置が義務付けられました。室内を石油化学製品等で包み、高気密にしたら、シックハウスが社会問題になったからです。やはり、私達には通気性のある自然素材がふさわしいのでしょう。